歯のQ&A 5

Q. 3歳児検診で歯並びへの指しゃぶりの影響を指摘されましたが、どうしたらよいでしょうか?

A. 指しゃぶりの不正咬合の関連は以前から指摘されており、保健所や学校検診などでは歯並びへの悪い影響を及ぼす習癖のひとつとしてチエツクの対象になってます。ただ、幼児の指しゃぶりは、多くの子供さんにみられる生理的な行動の1つと考えられ、無理やり指しゃぶりをやめさせればよいということではなく強制的に中断させることによって弊害が生じた事例も報告されております。指しやぶりと不正咬合は関連が分かりやすく、指しゃぶりそのものに否定的なイメージがあるため、なるべく早くやめさせたいということはよくわかります。しかし、歯並びヘの影響ということでいいますと、おおむね6歳ぐらいまでに中止すれば、それまでに生じた不正咬合は消失するといわれていますし、就学年齢になると周りのお友達の目が気になる年頃となり、自然に指しゃぶりをしなくなることも多いと思いま す。あせらず、ゆっくりと、慌てずやめさせてあげるのがいいでしよう。

Q. 爪かみをします。歯に影響はないでしょうか?

A. 人にはさまざまな癖があります。その中でも悪習癖といい、体に影響を及ぼすものも少なくありません。今回お尋ねの爪かみも悪習癖の1つであり、お口の影響としては、歯並びが悪くなることも考えられます。爪かみをしている間中、歯に対して好ましくない力が働き続け、そのため歯の位置が本来あるべき場所からずれてしまったり、歯の萌出時期と重なってしまうと十分に生えきらずに途中で止まってしまうこともあります。癖を止めさせることは難しくお家での改善が困難であればかかりつけの歯科医院にご相談ください。

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